拡幅・しわ取り機器

ウエブの走行時に発生する縦じわを除去します。 ウエブの両端をローラでピンチし、進行方向に対して角度を付けることにより、ウエブを外向きに拡げる力が生じます。 ローラでは標準長さ100mmの他、50mm、150mm等も製作可能。 また、材質もフッ素ゴム、シリコンゴム等へと変更可能です。 ウエブの種類、取付場所に応じ各機種取り揃えています。

ロール円周上に8本のスライドバー(又はスラットゴム)が配置されており、内部に組み込まれた斜行ユニットの傾きにより回転しながら外側へ 水平移動します。

SUS304のフィン(羽根)をセンタで振り分け、溶接加工したものです。主に布に用い、モータで強制駆動することにより、強い拡幅効果が得られます。ロール素管外径とフィン高さは各種取り揃えています。また、モータとスクロールがユニットになったタイプもあります。センタ分割されたスライドバーの表面全体に スラットゴムを装着したタイプです。スライドバーの左右への水平移動に沿ってゴムが伸びます。

弓状のシャフトに配置されたベアリング円周上にチューブ状のゴムを装着したものです。

非常に柔らかいNBRゴムに、計算された角度と溝をセンタで振り分けています。ウエブの圧力でロール表面が溝の角度方向へ外側にたわみ、細かい縦ジワを伸ばします。ベアリング内蔵型とベアリング外付型があります。