マーロ自動計測制御システム （ドイツ・マーロ社製）

布目検知用の独立システムとしてご利用できます。
この機種は主として、テンターなどの出口で残留歪みを検知記録する用途で使用されます。布の密度測定も同時にできます。手動矯正機に接続し、制御装置として自動化することもできます。

布目矯正が必要なほぼあらゆる工程に適合するマーロ汎用型標準矯正機です。適切な検知システムとの相互作用により布目歪みが正確迅速に修正されます。

オートパックMFRCの特長は、比較的小さな歪みを極めて高い精度で矯正できることです。この機種は、残留歪み修正用の小型精密矯正機です。乾燥後に発生するボウとスキュー残留歪みをテンター出口で矯正します。残留歪みを極小許容範囲に抑えます。

フィードフォワード制御とフィードバック制御を併用した世界初の独創的コンビシステムです。このコンセプトは、布目歪み変化が激しい高級製品の加工に対応すべく考案されました。フィードフォワード式矯正ロールとフィードバック式矯正ロールは互いに独立して制御され、短距離のうちに大きく変動する歪みにも高速追従し、残留歪みを厳しい許容範囲にまで矯正します。

重荷重用矯正機です。カーペット等の広幅製品や、デニムのように規定されたスキュー歪みを与える必要のある硬い組織の製品に適合する、頑丈な構造の矯正機です。

カーペットとテクニカルテキスタイル製品用スペシャリストです。オートパックCRVMCは特に機械的大荷重に耐えるよう設計されています。強化コンポーネントにより、大重量で広幅の製品加工に最適です。

オートファクトRMBは、縦糸と横糸の交差角度を初期状態に復元するため、自由に回転する傾斜ピンホイールを利用して、布幅を広げる方向に特定のテンションを与えます。この幅方向のテンションが横糸を引っ張ります。引っ張られた横糸が布の両端距離を最短にしようとするため、自由回転するピンホイールが左右で速度差を生じ、波状歪みやＳ字歪みにかかわらず矯正されます。

ピンホイールとロール組合せ矯正機の統合は両技術の長所を完璧に結合し、驚くべき矯正結果をもたらします。
ピンホイールでは矯正できない製品に対しては、押しボタンでバイパス機能を利用できます。

単位面積重量、コーティング重量、厚さ、水分量など重要な工程パラメータを非接触、連続で、オンライン測定します。記録と制御も可能なモジュラーシステムです。
センサはウェブ製品をトラバースし、全幅にわたって測定します。測定対象により様々なセンサのラインアップから選択できます。

残留水分量、排気湿度、表面温度、セット時間、厚さ、重量、密度など、シート製品の製造加工管理パラメータを測定する種々のセンサを必要なだけ接続し、プロセスコントロールに活用できます。

使用できるセンサを３種類に限定した、VMC－１５の簡易システムです。エコパックEMC は、乾燥工程における品質を保証し、エネルギー消費のバランスを最適化します。残留水分、製品表面温度、セット時間、排気湿度を測定制御するモジュールシステムにより、最新の乾燥工程にフレキシブルな適合ができます。

カメラ技術を利用した先進的パターン識別システムです。プリント柄、織柄、タフト列のパターンリピートが特定のアルゴリズムで判定され、歪み判定とパターンリピートの測定制御に使用されます。

アトモセットSMTは、蒸気加熱シリンダードライヤで布の残留水分を制御します。凝結水温度と凝結設定温度の差に基づいて、乾燥に必要な熱エネルギーを直接算出します。通過する製品に応じて蒸気供給量を最適調節します。アトモセットSMTは安定した熱効率の良い乾燥を可能にします。布重量やライン速度にかかわらず、常に最適な乾燥度を維持します。

ウエブ幅方向のカラー誤差をトラバース検査するシステムです。カラースキャンCIS-12には0/45°分光光度計が使用されています。最大1.2m/秒のトラバースが可能です。

実証済みの自動サンプルカッターFSCは生産ラインを停止しなくても、高速走行中のウエブ製品からサンプルを安全に採取します。

DMB-15は電気抵抗測定方式、ポータブル水分計です。テキストメータDMB-15は原料、半製品、仕上がり製品の含有水分を正確に管理する携帯式デジタルメータです。